長い尻尾の話1
2025.03.03
今回は生活者の会の豚肉の生産者Gさんの文章を紹介!

初めての尻尾を切ったのは、20歳くらいの頃だった。研修先の農場ではストレスで他の豚の尻尾をかじってしまうことがあるので、切らなければならないと教わって、切った。それならどうして、尻尾をかじらないような飼い方をしようとならないのかな、と疑問に思ったけれど。それはしなければならないことだったので、自分の中の何かを抑えて切った。子豚は痛がったけれど、そのうち尻尾のことなんか忘れてしまったような顔をしている。ぼくに痛みはなかったけれど、いつまでもそのことが心に残った。それから自分で豚を飼うようになって、たぶん数にすれば三万頭以上の子豚の尻尾を切ったと思う。

Gさん、たぶん僕より少し若い(笑)。幼い時から知っている人が生産者になってから話すようになる。彼が今の豚舎の近くに家を建てる前の話。Gさんが一番好きで、一番落ち着く場所を案内してもらった。本当にいい場所だった。Gさんは、将来この場所の近くに家を建てたいと。しかし、嫁は嫌がるだろうな(笑)。僕は何も言わなかったが、心の中でそうだろうね(笑)。だって、自分のいい場所と他人のいいと思う場所は違うもの。夫婦であっても違う場合がある。しかし、豚コレラを乗り越え、そこに家を建てた。私は、その近くで寝そべり空を見上げて1時間ぐらいゆっくりとしたいなあ(笑)たぶん警察に通報されるだろう💦。ということで「長い尻尾の話2」へ続く。
飛騨酪農農業協同組合解散と工場閉鎖
2025.02.28
酪農家の減少・製造機械の老朽化、過大な負債額等により、飛騨酪農農業協同組合は令和7年3月末で解散となりました。岐阜県内は3月中旬まで、県外は2月末までの配送となり、注文をいただいた方々にはご迷惑をおかけしました。2009年頃、飛騨酪農が工場を移転してからの取引を始めました。その工場移転と牛乳消費量の低下が痛手となり、今回解散という形となりました。飛騨酪農の乳質はY乳業の放牧生産者の乳質と比べるとほとんど差がない程度だと感じていました。最近はむしろ飛騨酪農の方が勝っていると思う矢先の出来事でした。本当に残念でありますが、また復活することを心より願っています。
飛騨酪農農業協同組合のN牧場に見学に行った時、いい牧場であった思い出がある。牛の状態やその他もろもろ。それよりも、高校時代にスキー合宿で訪れた場所であった。忘れもしない阪神淡路大震災の前日だった。私自身、阪神淡路大震災は経験していない。岐阜にいたのだ。帰ってきて、学校でボランティア活動を斡旋され、友達と行った思い出がある。本当にいい生産者がいい仕事ができない今の現状に少し不満がある。しかし、これからの未来は変わると信じ、一歩一歩進むしかないと思う。
ジャガイモフライ(ゼリーフライ)
2025.02.27
【材料】ジャガイモ…300g、おから…340g、小麦粉…40g、たまご… 1個 、塩・コショウ… 少々、菜種油・濃厚ソース・ウスターソース… 適量

【作り方】ジャガイモを皮ごとふかし、皮を除いて潰します。おからをよくこねます。おからに潰したジャガイモを入れ、小麦粉、たまご、塩、コショウを加えて、よく混ぜます。
 小判状に形を整え、160℃の菜種油できつね色になるまで揚げます。最後にウスターソースと濃厚ソースを6:4の割合で器に入れ、その中に揚げたてのゼリーフライを潜らせて出来上がり。
無農薬のジャガイモの場合は、皮ごと潰してそのまま使ってもよい。

久しぶりに東京に行こうと思い、友達に連絡。一人に断られ、もう一人はオッケー。歳をとるともっと立派な人間になると思っていたが、私を含めてそのような人を見たことがない(笑)。三つ子の魂百までというか。酷くなる人はより研ぎ澄まされて、酷くなるような(笑)。とりあえず、他人に嫌われるようなことをしないように生きていきたいものだ!
2025.02.27 10:25 | 固定リンク | つぶやき

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